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セルフイメージについて

最近、ちまたで使われるようになった「セルフイメージ」という言葉。
実は、昔からあった言葉ですが、ここ数年でよく使われるようになり、知名度が上がって来ましたね。

 セルフイメージについての情報メモは、昨年も書きましたが、あらためてメッセージをお伝え致します。

【セルフイメージとは】
 「セルフ(自己)・イメージ(像)」ですから、「自分が、自分自身をどう思っているか」という意味で、「私(僕)はこんな人」というイメージ。「思い込み」です。
セルフイメージは、「自己評価」「自己肯定感」とも言われます。「自分が、自分をどう評価しているか」「自分自身に満足しているか」ということでもあります。
 セルフイメージが高い人は、肯定的な考えを持ち、不動心があって目的を達成するので、成功者になり、健康で人間関係も上手く、人生を過ごしていきます。
だから、「セルフイメージ」は、低いより高い方が良い、ということになります。
 「自分は素晴らしい存在だ」「自分にはこれができる」「自分はこういうことが好き」「できない(不得手な)こともあるけれど、できる(得意な)ことがたくさんある」「自分のこういうところが好き」「自分の長所も短所も面白い」…などなど。

 ところが、「セルフイメージが高いというのはどういう状態か?」が解らず、うわべだけを装う(取り繕う)人も多いため、「セルフイメージを高める方法」自体が目的からズレてしまうケースもあるようです。
ちまたでは「セルフイメージを上げよう」と言ったり「セルフイメージは上げてはいけない」と言ったり、両極端でちぐはぐな情報が飛び交うようになってしまいました。
それぞれの情報は、よく見れば同じことを伝えているのですが。
 記事や書籍では見出しをセンセーショナルにしないと注目されませんから、「強い肯定」や「強い否定」であらわされ、肯定的な人・否定的な人用のアプローチになっているのでした。

 子どもの頃や育っていく環境の中で、100日以上聞いてきた言葉と1000日以上体験したことで、人間の(人生の)基本ができあがります。そのとき、自分のありのまま(Being=存在そのもの)を認められ、その人の能力にあった対応が成されていれば、セルフイメージが高い人になります。
そして、その価値観(思い込み)は無意識(潜在意識)に落とし込まれ、「神経回路」となって自然な言動になります。自分がどんな価値観で生きているのかは、本人がよく注意して観察しなければ気づきません。
しかしその価値観は、言動をとおして確実に人生を創りあげていくのです。

 今や、セルフイメージを上げる(アップする)方法はいろいろあり、自分の好きな(向き合いやすい)方法を選べる時代になりました。
私が認定を受けた「ファミリーカウンセリングサービス」では、「回復の12ステップ」というグループワークがありますし、LEOでも今後スピリチュアルで「3・5・7の15ステップ★100日サポート」を企画中です。

【セルフイメージは上げた方が良いのか】
 セルフイメージが低い状態だと、人は実力が出せずに不満の人生を過ごすことになります。
セルフイメージの高い・低いは、「低い状態」の人から見て、高い状態の方が良い、というものです。「セルフイメージを上げる」というのは、「低い状態」から「本来のあるべき状態に戻す」という意味です。
ですから、無理に「上げる」ものではなく、割り増すものでもないのです。

 実は、もともとセルフイメージの高い人は、まず「セルフイメージ」という言葉すら使いません。
誰かに「それは、あなたのセルフイメージが高いからだね」と言われて、初めて
「え?何それ。そういうことなんだー」となるくらい、当たり前のことだからです。

ここで「セルフイメージをアップする」などと言っている段階で、私自身のセルフイメージもカンペキに高いわけではないということがバレているわけです(笑)。(役割りがあるので、まだ中間地点に留まっております)
 ここでは、スピリチュアルワークや「回復の12ステップ」を経て、論理と自分の体験から導き出した情報をシェアするために、途中段階におこったことを書いています。
セルフイメージの高い人と低い人の違いを書きますので、自分自身または周囲の人の状況への気づきとして、情報を今後の対応に活かしていただきたいと思います。

【セルフイメージの低い人の特徴】
・自信がない
・決断力がない・選ぶ力がない(自信がないから決断できない)
・決めるのが遅い・自分で決めない
・他人の目が気になる・他人の評価に頼る(相手次第で心が揺らぐ)
・自分の嫌なところを見ている・ありのままを認められない
・絶えず心配ごとがわく・不安になる(自信がないので、不安が強い)
・躊躇する・遅刻する(決断が遅いので、時間に遅れる)
・たえず他者を頼り、依存する
・他人と比べる(相手の長所と、自分の短所をくらべる)
・別れられない(害のあるものを断ち切れない)
・言われないとやらない
・言われても、信じないとやらない
・何か誰かに言われたら動くけれど、準備されるまで待っている
・「恐れ」に基づく行動(恐いからやる、脅されたからやる)
・喜んでいない(心から楽しめない)
・ケンカっ早い・すぐキレる・怒りっぽい
・自己嫌悪が強く、自滅する(疑心暗鬼になりやすく、直接確かめない)
・いつも他者を恨んで責める・つねに他者のせいにする
・「どうせ…だから、できるわけない」が口ぐせ
・感謝がない(感謝しようとする・感謝しているふりをする)
・信じる力が弱い・理屈が解ってから、信じるかどうか考える
・決断が遅いために、だんだん条件が悪くなっていく

--などなど。
こういう人を見かけたことはありませんか? 性格の悪い人、できない人と思われがちですが、これは本人の性格とかではなく、「セルフイメージが低い状態」の人間の特徴だったのです。
元気な人でも、何かの拍子に落ち込んだ時など「セルフイメージが低い状態」になると、同じような行動をしてしまいます。
つまり、セルフイメージが高くなると変化することがらなのです。セルフイメージが高まると、同じ人が別人のように感じるかもしれません。

人は本来、長所を持っていて、それが活かされて評価されたり、自分や他人の役に立つと幸せを感じるようにできています。
愛情のある人間関係や、充実した仕事(または役割り)によって、体内にはドーパミンという快感物質が出ますが、セルフイメージが下がって辛い状況になっている時は、体内には毒性の強いノルアドレナリンが出ます。
ノルアドレナリンは怒りや恐れを感じさせ、免疫力を下げますので、考え方(思考)も否定的になりやすい。
つまり、「セルフイメージが低い状態」は、不幸で不健康へと繋がりやすいということなのです。

【なぜセルフイメージが下がってしまうのか?】
どうするとセルフイメージが下がるのか?それが解れば、対処することもできますね。
ここに書いておきたいと思います。
・ムリをしてがんばり、それを肯定的に評価されない
・他者からの承認を得るために、自分にとって不本意な行動をする
・やりたいことをガマンし続け、やりたくないことばかりする
 (行動のバランスが偏っている)
・他者と自分を比較する(正当に違いを見るのではなく)
・自分にできないことを数える。自分を批判して罪悪感を持ち続ける
・自分の性格(長所・短所どちらも)を、他者と比べる
・喜怒哀楽の感情を抑圧する(素直に表現することができない環境)

苦労して努力して得たものは、一時的にセルフイメージをアップさせますが、実はそれが無くなった時にかえってセルフイメージを下げてしまう「もろ刃の剣」なのです。
一方で、楽しく努力して習得できた技術や能力は、順調にセルフイメージを上げますから、その見極めが必要かもしれません。

【セルフイメージの高い人の特徴】
・自信がある
・決断力がある
・決めるのが早い(自分で決める、または信頼できるアドバイザーがいる)
・他人の評価を気にしない・比べない・不動心がある
・自分が好き(自分でいいんだ)
・アイディアがわく・直観が冴えている
・「できる」と思っている
・他人との違いを肯定的に認める
・不要なものやイヤ(害)なものから離れる
・すぐ行動する・自分から動く
・頼りになる
・責任をとる(自分ができる範囲を知っていて、無理をしない)
・やりたいことに対し、努力を惜しまない(努力だと気づいていないことがある)
・愛に基づく行動
・楽しんでいる・喜んでいる
・妬まない
・他者と協力し合う(互いの良いところを見ている、ありのままを喜ぶ)
・「どうしたら…できるだろう?」と考える
・喜び、祈り、感謝がある(感謝している)
・解らなくても信じる(信じきる)
・運が良い・人生上手くいく

--などなど。
セルフイメージが高い状態は、免疫力も維持しやすく、人間関係も良い状態で保てるということになります。

しかし…こう書くと、時に「セルフイメージが高いということは、こういう状態だから」とムリをする人がいます。
セルフイメージの高い人の姿をマネすることで、だんだんと価値観に影響を受けることもできるのですが、「セルフイメージが高いふり」をしても、かえって潜在意識に罪悪感が出てしまい、結果としてさらにセルフイメージを下げる場合がありますので、注意していただきたいと思います。
「感謝している状態」と「感謝しようとする」のとは違います。「感謝しているふり」はさらに違います。スピリチュアルなエネルギーでいうと、波動が違うのです。
セルフイメージの高い人でも、疲れが出ると落ち込んだり、セルフイメージの低い状態を体験することはあります。ただ、もともとのセルフイメージ(の高さ)に戻るのが早いので、周囲に気づかれなかったりします。

よく、「自信満々でワガママ」という人が「自分はセルフイメージが高いからだ」とカン違いしているケースもあります。自分をサポートしてくれている周囲の人々への感謝がない場合、その視野の狭さは、幼児的な自尊心ですから、まだまだ精神的(心理的)に大人になっていないという証明となります。
周囲の人々に尻拭いしてもらったり、手伝ってもらっているのに、それに気づかないという視野の狭さに本人が気づいていない(周囲もセルフイメージが低くなって気づかない)ケースです。
これは、一歩間違うと急激に自信を失い、幼児性の暴力(DV)につながる恐れがあります。

セルフイメージは「高めよう、高めよう」と必死になったり、「高くないとならない」と焦ったりすることで高まるものではありません。いろいろな人が、良いアドバイスをしていますとおり、「希望と安心感」のある世界観で、
ありのまま、あるがままの自分を見て、それを受け入れ、そこからさらに自分の可能性を見て、それを他者と分かち合うことができると、自信が育ち、セルフイメージは自然と高まってきます。
楽しむこと、楽しい時間を積極的にとることも大事です。

家族や、周囲のあたたかい人間関係でサポートし合うと、ますます効率良く進みます。
その具体的なやり方はいろいろで、「回復の12ステップ」ほか「NLP」や自己啓発を促すセミナーやスピリチュアルセッションでも、自分に合った方法ならかまわないと思います。
ただ、主催者や講師のセルフイメージが低すぎると、受講者もその影響を受けてしまうことはあるようです。(主催者やセミナー講師が、自分のセルフイメージについて把握している場合は大丈夫なようですが)
 セルフイメージが低い講師は、時として「あなたが素晴らしい」「○○さんはすごい」と賞賛されたい目的で人を集める場合があり、それによって集まった人のセルフイメージを下げていくことに気づかない場合がありますので、そこだけご注意ください。(宗教も同様にご注意ください)

どんなやり方でも、一定の時間がかかります。というか、それなりに時間をかけた方が確実です。
目安は、脳の神経回路に変化が起こる(潜在意識に変化が起こる)3ヶ月から〜(生活習慣が変わる)3年くらいで、それよりもスピードを上げようとすると、それだけエネルギーを必要としますから、身体への負担(物質的な負担)が大きくなるようです。
 ここでお伝えしているのは、高次元の意識のスピリチュアルメッセージですので、「このやり方でなければダメだ」とか「ウチでやりなさい」といった「制限をかける」言い方は致しません。
注目するポイントと、注意点をお伝えしています。

【セルフイメージを取り巻く、日本の現状】
 日本人には、その他の外国文化にくらべて、セルフイメージが下がりやすい(セルフイメージが低くなりやすい)土壌があるようです。
欧米のキリスト教圏では、とりあえず「人間は神に似せて創られた」という価値観が根底にあるため、「神様に似せて創られているのだから、能力を見つけてどう活かすかだ」という個性重視になりやすいと言えます。
一方で、日本人は「能力は、学校や訓練で身につけるもの」という価値観が強いようで、成績が悪い=能力が低いとカン違いしやすいようです。
これは、潜在意識(無意識)レベルの価値観ですから、普段は気づかずに過ごしていて、何かで価値観がぶつかり合う時に初めて判ったりします。(実際には、言葉の使い方に現れているのですが…)
 欧米の宗教的価値観が正しいとか、日本の価値観が狭いとか、そういう論議ではなく、「人間の可能性を否定する根拠はない」ということで、考えていただきたいと思います。
昔の日本は、今ほど学歴偏重ではなかったと言う人もいますが、当時も差別主義はあり、身分差別を導入していたことは確かなので、過去の話は無意味かもしれません。

何よりも、セルフイメージが低いと、恐れが強くなるため、自分の価値を強く主張しようとして「格差」を作りたくなる-ということに注目すべきでしょう。
 自分を認めてもらいたくて、争ってまで「俺が俺が」「私が私が」を主張したくなるのです。ありのままを認めてもらえないと、背伸びをしたりムリをして疲れきってしまい、免疫力が下がって、不機嫌な状態で他者に甘え、立場の弱い者を虐げたりします。
無理して失敗をしたら、それを素直に認めるのが恐いので、他人のせいにしたり隠したりするわけです。そういった行動が、良くないことだと気づかない場合もあります。
むしろ、弱い者を犠牲にすることは正しいと思っていたりします。

 セルフイメージが高くなると、自然と視野が広くなるので、自分の幸せを築くことの大切さと、他者の幸せに貢献することが呼応して当たり前になります。
自分が幸せに生きることは自分の責任であり、周囲の親しい人間関係の幸せを応援することも、自然とできるようになっていきます。
 ということは…セルフイメージを高めるべきなのは、人類全体まだこれからだということかもしれません。

・参考記事として[マズローの人間の欲求5段階説]の図解はこちらから
 http://leo-japan.com/bunken02.html#Anchor13259
(この記事は、今後さらに情報を追加する場合があります)

---その他の参考記事-------
・引き寄せの科学~裏ワザマスター~全記事リンク
 (2013年4月出版。通販はこちらで
 http://leoriel.blog105.fc2.com/blog-entry-907.html
【願いがかなう祈り方】~引き寄せスピリチュアル編~全リンクは、こちらで
 http://leoriel.blog105.fc2.com/blog-entry-884.html

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Author:Angelリエル
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●神代∴光=漫画家。
●リエル=歩く神社。
スピリチュアルインストラクター。
NPO認定のカウンセラー。
家族関係心理士。
レイキ・ティーチャー。
レインボーエンジェルセラピー・マスター。
リンパデトックス・セラピスト。
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--☆こちらの記事には著作権があります。
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