過保護の中にある憎悪
過保護に育てられた人の心の奥には、強い怒りや、根深い恨みが存在していて、
でも本人は気がつかなかったりする。
--という話。

ツイッターでも書いたことがあり、「怒り浄化ワーク」や「Angeling講座7:インナーチャイルド」では、受講者に合わせてお話しすることが多いんですが、
件数が多くなっているので、記事としてまとめておきたいと思います。

過保護に育てられると、心に不満を抱えていても、それを口にしたとたんに
「可愛がってもらったのに、不満を言うなんて、親不孝だ」とか
「親は、いろいろ尽くしてくれたんだから、感謝しなさい」とか
「ぜいたくなことを言うのは、甘やかされたからだ」とか、
いろいろな非難をされて、口をつぐんでしまうことに--

確かに、大人になってふり返ってみると、
親は、せいいっぱい(善かれと思って)やってくれたことは解るし、
感謝していないわけじゃない。
でも、なんだか心がモヤモヤして、これは一体何だろうか?
何か不満を感じるんだけど、それは気づいてはいけないものだろうか?
ということはあるかもしれない。
 いや、場合によっては、
「親はこんなに自分に良くしてくれているのに、やる気が出ない、生きる気力が持てない、だるい」というケースも。

気持ちや、思考(頭の中の「考え」)では、わかっているつもりなのに、身体が付いて行かない--としたら、
じつは、身体の方が正直で、本当は具合の悪いことが起きているのだ。
身体には、ノルアドレナリンが出やすくなって、気分が悪くなりやすい状態だったりする。

インナーチャイルドの癒しや、怒りの浄化のワークをして、解ったのは、
心の底に怒りを溜め込んで、それを解消していないと
誰かに話して、スッキリするとか、
慰めてもらって、安心するとか、
一緒に怒ってもらって、これで良かったんだと納得するとか、
怒りを自覚しないと、先に進めない人はいるのだ

親から、あきらかに理不尽なあつかいを受けた人なら、すぐに気づく
他者から見て、一般的な価値観に照らし合わせて、「そりゃないよね」「それは酷いね」という体験なら、傷ついていることも解りやすいし、それを癒さなければならないことも解る。

でも、一般的には
「恵まれているね」「そこまでしてもらえるなんて良いよね」「得だね」と思われる環境にいると、
不満を感じることに罪悪感さえ持ってしまう。
不満は、とにかく言葉にしてみるのが解決のはや道。
「毎月100万円のお小遣いしかもらえない」とか言ってみると、
「100万円で足りない生活って何?」という質問(疑問)が出てくるから、
浪費家なのか、学費や交際費がかかるのか、だれかに騙されているのかetc.考える余地も出てくる。

「親が、何でも買いそろえてくれる」なら、その不満は何?と聞けば、
「自分で選ぶ自由が無かったのが、辛かった」と解ったりする。

問題は、本人が「辛かった」と感じていることなのだ。
辛かったら、ノルアドレナリンが出たということ。
バブやマムシに噛まれたということだから、リカバリー(回復)をしておかないとならない。
でも、「いいね〜」とか「羨ましいことだ」といわれてしまうと、
ハブに噛まれたままで、「良いことなんだ」と思ってしまいかねない。
自由を重視しない性格の子どもならまだ良いが、
人一倍「自由」への欲求が強い子どもなら、不満がつのって、反抗するかもしれない。
反抗して、親に叱られ、周囲からも非難され、罪悪感を持ってしまうかもしれない。
罪悪感が、その子のセルフイメージを下げてしまうかもしれない。

単刀直入に言ってしまえば、
「やりたいこと」を我慢したのに、それを評価されずにいると、その人には不満が溜る。
恨みつらみや、怒りになって、心の底に溜っていくのだ。

過保護な親は、「与える側」にいるから、「良い事をしている」と思い込んで、自分でコントロールできなくなっているかもしれない。
子どもは、まるでフォアグラが口に次々と餌を突っ込まれるようにやられ、
息苦しさでぜんそくを起こし、辛くても何が起きているか解らなかったりする。
親を恨みたくないから、感じたイカリは心の底に封印して、毒がどんどん溜って、身体を蝕んだりする。

与える人が、そんなに偉いのか?
受け取る人の器にこそ、存在価値があるのではないか?
そんな疑問がわいて来たら、潮時。

人は、与えて、与えられて、両方できるから幸せなのであって、
受け取ることしか許されないなら、それは悲しいことなのだ。
過保護な人は、相手のために尽くしている気になっているけれど、身勝手で、自分のことしか考えられない。
自分の行動を制限できない、自己管理の出来ない人なのだ。
それは、まだ自分が未熟で、余裕が無くて、相手の立場を思いやる能力が育っていない。

未熟なことは悪ではないけれど、それに気づかず「自分はちゃんとやっている」と思い込みはじめたら、キケン。
「与えること」に依存したり、与える対象に依存したり、
自分の自身の無さ、生きる自信のなさを相手に投影させてしまっている…

子どもが、親へ愛情を与えたいときに、
受け取ってもらえないとしたら、
寂しい、悲しい、悔しい
でも、それを我慢することも愛情だから、日々の生活の中で、だんだんと忘れられていく
忘れながらも、日々、それは蓄積されていく
そして、ある日、限界値を越えると--
突然、無気力となって戻ってくる。
やる気が出ない、人生に希望が持てない、でもその理由がまったく解らない
じわじわと身体や心を蝕みつづけてきたノルアドレナリンが、限界を超えたかもしれない。

このカラクリが判れば、あとは癒していくことができるし、
回復させることも出来る。
でも、この仕組みに気がつかずに、苦しんでいる人は多いのではないだろうか…

心理学の先生、臨床心理士、心療内科の医師の中で、
愛を受け取ってもらえない寂しさに耐えつづけ、それが心身にあらわれるという経験した人はどれくらいいるだろうか。
そんな経験もなく、理想論を語るアドバイザーになってしまってはいないだろうか。

--そして、子どもは親を愛したいと思っている。
まっとうな親が子どもに想う愛情は、本当に深い。
だから、子どももそれに応えたいと思っている。
でも、それが上手く行かないと、苦しくなるし、葛藤を起こす。
親を愛せないなら、少なくとも許そうとする。
ときに、許すために、忘れようとさえする。
 怒りや悲しみがあっっても、その根底にはつねに「愛」が存在しているから、人は救われる。

つづく---
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