人間失格のしくみ
- 2009/09/19
- 08:28
マンガの〆切りで、しばらくメッセージがやりとりできないのですが---ストレス解消に書きためた記事をアップ。
mixiで試しに書いた記事の清書です。
小説の感想ではなくて(笑)。
先月、洗脳についての本を読んでいて気づいたこと、それについてのメッセージ。
心理学専攻だったので、「人間失格」のしくみについて、分析したことを書いてみる。
たとえば---
[幼少期に、アルコール中毒の親に虐待された子どもの場合]
子どもの時は、親は絶対的な存在だから、虐待されてもそれは「自分の方に落ち度があったからだ」と思い込んでしまう。
それがトラウマになる。
そういう子どもが大人になって…
誰かが自分の近くで酔っぱらって怒りはじめると、
トラウマがアンカーとして浮き上がり、
急に「自分が何か悪いことをしている気分」になる(罪悪感を持つ)
もともとの原因は、自分の感情を自分で管理できなかった大人が近くにいただけなのに、
子どもは「僕(私)が何とかしてあげなければいけない」と思い込まされてゆく。
それが大人になると、夫や妻に投影されて、
パートナーが不愉快になるのは(本人の感情的未熟さなのに)、「私(僕)が何とかしなければならないことだ」と感じ、あやそうとしてしまう。
太宰治も、作品からそういう姿が浮かび上がって来る。
男性の場合は、腕力や経済力で相手を支配できるので、機嫌を取る側から、機嫌を取らせる側(DV)に回りやすい。
--DV(ドメスティック・バイオレンス)が起こるとき、
例えば、
[夫に虐待される妻の場合]
よくよく調べてみると、妻の方に子ども時代の被虐待体験があることが多いのは、
上記のように「誰か機嫌の悪い人が近くにいた場合、世話をするのは自分の役目」というトラウマが根底にあるからだ、と解る。
つまり、DVから脱出する時、共依存を避けるためには被害女性に、
「誰か自分以外の人の感情の責任は、あなたが負う必要はない」と納得させることが必要。
「あなたの感情の管理は、あなたの責任。他の人の感情の管理は、その人の問題」
それがないと、
心の中に「私の感情は、自分が管理するものじゃなくて、誰かがあやしてくれるはず」と思い込んでいるので、今度はそれを自分の子どもにやらせようとする。
自分の子どもをコントロールして、感情を盛り上げてもらい、それができない子どもを「悪い子・冷たい子」と言って脅しはじめるようになる。
それが、負の連鎖。
これが人間失格のしくみ。
依存を誘ってしまう女性のそばにいたDV男性は、その女性がいなくなると精神的にも困るので、執拗に追い回すことになる。まるで、幼児が母親と離れるのを恐れ、泣きながら追い回すように--。
(実は、ここでエネルギーの奪い合いが起きているのだけれど、詳しい仕組みは「ヴィーナス女神セミナー」か「勉強会」の時にでも)
---ちなみに、小さい子どもは自分の感情を管理できないので、大人がしっかり聞いてあげて、だんだんとおさめてあげて、感情と向き合えるようにしてあげることが必要。
そうすることで感情・情緒が成長し、落ち着いて問題解決できる人間(自分の感情を管理できる人間)に育つことが分っている。
さらに、子どもの話を聞けない(聞く習慣のない)親は、まず自分が受容的な友人かカウンセラーなどに、じっくり話を聞いてもらう実践をとおして癒される必要がある。
--人間は、聞いたこと・言われたことはできないが、自分がされたこと(体験したこと)は実行できるのだから。
-----
女性に関しては、「ヴィーナス女神セミナー」と「インナーチャイルドヒーリングセッション」で回復できるんですよね。
男性は、まずインナーチャイルドから癒して…戦士のセミナー、早くやらなきゃ~
・DVの現場については、また別件で記事を書きますね。
---------
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小説の感想ではなくて(笑)。
先月、洗脳についての本を読んでいて気づいたこと、それについてのメッセージ。
心理学専攻だったので、「人間失格」のしくみについて、分析したことを書いてみる。
たとえば---
[幼少期に、アルコール中毒の親に虐待された子どもの場合]
子どもの時は、親は絶対的な存在だから、虐待されてもそれは「自分の方に落ち度があったからだ」と思い込んでしまう。
それがトラウマになる。
そういう子どもが大人になって…
誰かが自分の近くで酔っぱらって怒りはじめると、
トラウマがアンカーとして浮き上がり、
急に「自分が何か悪いことをしている気分」になる(罪悪感を持つ)
もともとの原因は、自分の感情を自分で管理できなかった大人が近くにいただけなのに、
子どもは「僕(私)が何とかしてあげなければいけない」と思い込まされてゆく。
それが大人になると、夫や妻に投影されて、
パートナーが不愉快になるのは(本人の感情的未熟さなのに)、「私(僕)が何とかしなければならないことだ」と感じ、あやそうとしてしまう。
太宰治も、作品からそういう姿が浮かび上がって来る。
男性の場合は、腕力や経済力で相手を支配できるので、機嫌を取る側から、機嫌を取らせる側(DV)に回りやすい。
--DV(ドメスティック・バイオレンス)が起こるとき、
例えば、
[夫に虐待される妻の場合]
よくよく調べてみると、妻の方に子ども時代の被虐待体験があることが多いのは、
上記のように「誰か機嫌の悪い人が近くにいた場合、世話をするのは自分の役目」というトラウマが根底にあるからだ、と解る。
つまり、DVから脱出する時、共依存を避けるためには被害女性に、
「誰か自分以外の人の感情の責任は、あなたが負う必要はない」と納得させることが必要。
「あなたの感情の管理は、あなたの責任。他の人の感情の管理は、その人の問題」
それがないと、
心の中に「私の感情は、自分が管理するものじゃなくて、誰かがあやしてくれるはず」と思い込んでいるので、今度はそれを自分の子どもにやらせようとする。
自分の子どもをコントロールして、感情を盛り上げてもらい、それができない子どもを「悪い子・冷たい子」と言って脅しはじめるようになる。
それが、負の連鎖。
これが人間失格のしくみ。
依存を誘ってしまう女性のそばにいたDV男性は、その女性がいなくなると精神的にも困るので、執拗に追い回すことになる。まるで、幼児が母親と離れるのを恐れ、泣きながら追い回すように--。
(実は、ここでエネルギーの奪い合いが起きているのだけれど、詳しい仕組みは「ヴィーナス女神セミナー」か「勉強会」の時にでも)
---ちなみに、小さい子どもは自分の感情を管理できないので、大人がしっかり聞いてあげて、だんだんとおさめてあげて、感情と向き合えるようにしてあげることが必要。
そうすることで感情・情緒が成長し、落ち着いて問題解決できる人間(自分の感情を管理できる人間)に育つことが分っている。
さらに、子どもの話を聞けない(聞く習慣のない)親は、まず自分が受容的な友人かカウンセラーなどに、じっくり話を聞いてもらう実践をとおして癒される必要がある。
--人間は、聞いたこと・言われたことはできないが、自分がされたこと(体験したこと)は実行できるのだから。
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女性に関しては、「ヴィーナス女神セミナー」と「インナーチャイルドヒーリングセッション」で回復できるんですよね。
男性は、まずインナーチャイルドから癒して…戦士のセミナー、早くやらなきゃ~
・DVの現場については、また別件で記事を書きますね。
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