霊感商法の恐ろしさ

ライトワークやスピリチュアルワークをしていると、霊感商法（悪徳霊感商法）と間違われることもあるかもしれない。

一般の人から見たら、霊能力とスピリチュアル力・チャネリング力は区別がつかないだろうから。

・悪徳霊感商法についての記事はこちらで
　http://leoriel.blog105.fc2.com/blog-entry-343.html

「霊感」は、誰にでもあるもので、生存本能の「第六感」に近い感覚。それが、必要に応じて形のないエネルギーや視覚に写らない素粒子を感じる。
「霊感」は、能力として残っている人と・マヒしたり封印したりしている人がいて、それぞれの人が持っている馴染みある波動（周波数）に合わせて感じている。

「霊感」を意図的に強化すると、スピリチュアル力・チャネリング力になる。
たとえば、浄化や才能発掘と同時に感覚をみがくと、たいていは高い視野からの世界観につながる。それを「高次元」と呼んだりする。
精神修行や身体修行をしないで、感覚だけを強化すると、その人の観念の波動に合わせた周波数とつながったチャネリングになる。
また、精神修行をしすぎてマイナス思考になると、低い波動につながりやすくなる。

チャネリングのできる「チャネラー」だから、ライトワーク（光の仕事・光をもたらす役割り）ができるわけでもなく、
一般人でも世界を調和に導けば「ライトワーカー」になる。

だから、スピリチュアルのプロは、「ライトワーカー」でなければならない。
スピリチュアル力やチャネリング力を、世界の調和・平和・豊かさのために使わなければならない。
それが、「人を破滅させる」ために使われると、「霊感商法」「悪徳霊感商法」とよばれる。

じつは「悪徳霊感商法」だと霊感がなくても相手を騙せる「マニュアル」まであるので。

とくに悪徳霊感商法では、最初にいわゆる「終末論」が使われる。
「これをやらないと、一生幸せになれない」とか「今しかない」とか、
「だからおまえはダメなんだ」とか。とにかく脅しから入る。
　最近は、もっと巧妙になっているので、最初だけは「無料セミナー」とか「大丈夫ですよ」とか
「あなたは選ばれた」とか耳にここちよい言葉を使うけど。

かならず、「何かを続けなければ（お金を払い続けなければ）不幸になる」ようなことを言いはじめる。
決して「途中でやめてもいい（休んでも良い）」とか「別な方法もある」とか言わない。
　または、「他にも方法がある」と言いながら関連企業にたらい回ししたり、お金だけは取ったりする。

霊感商法では、「こうしなきゃダメ」「ああしなきゃダメ」と追いつめられ、安らぎがない。
結果、時間もお金も人間関係も、破滅の方に追い込まれる。

ライトワークでの高次元のメッセージは、サイトにも書いているとおり「いつでもいいよ」だから、
「魂に目覚めたければ、今でも良いし、100年後でも良いよ」とジョークは言っても、無茶はさせない。
あくまでも本人のペース優先で、安らぎがある。

霊感商法では、お金を払った時だけ安らぎを得られる。

ライトワークでは、たとえはじめに厳しいことを言ったとしても、それがその人を成長させ、人生の責任を持たせ、力になるよう流れを作れるものしか来ない。

（悪徳）霊感商法では、騙されたと気づいて嘆いたり怒ったりした時「ほら、やっと目が覚めたね。成長しただろう？」と言う。

ライトワークでは破滅はないから、どんどん明るく楽しくなってくる。

疲れたり、焦っている時は、どうしても心のスキを突かれていろいろな「悪徳商法」に騙されたりはする。
それは、「商品」を選ぶ段階で、わたしたちはいつも何かに騙されているようなものだから。

でも、「自己評価」が低いとどんどん「境界線」を侵されて、自分の責任の負えない範囲まで搾取されることが多い。

「これさえ買えば、あなたは幸せになれる」とか「これがなければ、成功しない」とか
「借金してでも買った方が良い」とか。
外から、物品で売り込まれる時は要注意。
「あれが足りない」「もっと必要」と、次つぎ売り込まれたら、「依存症」になって、もう連鎖商法に引っかかっているのだ。

でも、風水だって、パワーストーンだって、株だって、そう。
最近じゃ物販以外に「自己啓発セミナー」の大半も、そう。
「もっと」「もっと」「もっと」「足りない」「足りない」「足りない」

実は、多人数を相手にする自己啓発セミナーの大半は、「外からのもの」なのだ。

「誰かの力を借りないと、自分は幸せになれない。幸せになる能力がない」と思い込まされてしまう。
「みんなの助けがあって、自分は生きているんだ。自分には選択する能力がある」というのとは逆になる。
内面を整える、本当の力を取り戻す、ということが結果として得られるものでなければ意味がない。

借金してでも体験した方がいいセミナーもあるけど（笑）、やみつきになって借金が返せないようなら「依存症」ということになる。

「ちゃんと効果があったか」「予算を考えて」「優先順位をつけて」「今必要なのか、もっと良いものが出るか」「手に入れた後に（終わった後に）安らぎがあったか」
自己啓発セミナーも風水も、体験して中毒（依存症）になる人と、落ち着いて必要な範囲で活用する人と、使い方も違う。
使い方を間違えてしまうようなら、マインドコントロールされているということ。

自分の責任範囲「境界線」が守られていないということ。

それは金額の問題ではない。
仕事の能力の高さでもない。
自分の「境界線」の問題。

霊感商法では、必ず「途中でやめたら祟られる」とか「せっかくここまで来たんだからもったいない」と言って続けさせる。（そういうマニュアルがあるので）
結果、無限地獄になるようにできている。

じつは私もこれまで、スピリチュアルメッセージで「せっかくだから続けた方がいいですよ」とか
「あなたにはこのやり方の方が合ってますよ」とか来ていても、
霊感商法と間違われたくなくて、強く言えなかったのだ。ニセモノの方が巧妙に神さまのマネしてくるので、区別するのも大変だ。

でも、神さまは高次元になるほどたたったりはしない。
途中でやめるのがもったいなくても、さらに良い方法をオーダーすれば、導いてくれる。
無限の可能性の存在（エネルギー）なのだから。
一番大事なのは「愛（様々なものとの良い関係性）」だから、
必要なのは、多人数セミナーでも風水グッズでも、紙切れに印刷しただけの札束でもなくて、
きめこまかなスピリチュアルカウンセリングによる、自信回復と宇宙との繋がり強化の方だと判った。

そういえば--スピリチュアルメッセージで、お金の管理の「6つの貯金箱」の記事を書いて、私もとーぜん実践しているけど。
何人かの人が「1円単位までやっていたら、面倒になって続かない」ということがあった。
私は記事に「一円単位でならないと効果がない」とは書いていない。
むしろ、「実行しにくい人はサポートします」と書いたはず。
　どうして、書いてないことを実行して、書いてあることを実行しないのか（笑）人間とは不思議ないきもの。

ちなみに、私は一円単位などきっちりしたやり方はしていない。余裕がないとできないので。
楽しくやれる人は、もちろんやってもらってかまわないけれど。

むしろ「やすらぎがあるかどうか」が大事。
楽しんでできる範囲で実行することが大事。

ライトワーク（光の仕事）は、ライト（軽やか・明るい）ワークでもある。

ちなみに、霊感商法・悪徳霊感商法で大きくなっている組織は、政治家や大企業と癒着していることが多いので、私一人では戦えないから、警告文しか書けない＾＾；。
しかも、詐欺の内容を書くとそれも悪用されかねないので、公開範囲も制限せざるをえない。

・終末論については、サイト記事「悪魔の作戦」http://www.leo-japan.com/Co_taiwaSatan.html#Anchor105462
をご参考に。

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